- 管理栄養士として就職したけど、今後のキャリアに不安を感じる
- 学生で、どんな就職先なら勝ち組になれるのか知りたい
- 今の働き方が好きだけど、人と比べると落ち込むときがある
「管理栄養士として成功したい」「今の働き方って、勝ち組とは程遠いな」と思っているかもしれません。
「働き始めて数年たったのに、手取りが17万円で将来が不安。」「大学を出て国家資格までとったのに、一般事務と比べて年収が低くて落ち込む…。」そんな悩みを抱える人も少なくないです。
結論、管理栄養士の勝ち組は年収だけでは決まりません。
「自分の目的に合う働き方」を選び、そのうえで収入アップの選択肢を増やしましょう。
ただし、年収のみで勝ち負けを決めるのであれば、残念ながら管理栄養士は勝ち組とは言えません。
年収を最優先に考える人は、異業種へのキャリアチェンジも検討するとよいです。
この記事を読んで、あなたにとっての理想の働き方は何なのか、考える判断材料を増やしましょう。
転職エージェントは怪しいと思っていませんか?
「転職エージェントは、希望の求人を紹介してくれない」というイメージがあるかもしれません。
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【結論】管理栄養士の勝ち組とは、自分の価値観で働いている人
勝ち組、負け組という考え方にとらわれていると、年収・地位・社会的成功といった「誰かが決めた幸せの軸」で生きなければならないですよね。
しかし最近の研究では、幸福感を決定する要因として、所得や学歴よりも自己決定が強い影響を与えているという結果もでていますよ。
- 幸福度は、年収や学歴よりも自己決定が強い影響を与える
- 管理栄養士は職場によって働き方の幅が広く、さまざまな働き方の選択肢がある
- 他人比較より、あなたが納得して続けられる働き方が大事
たとえば、学生時代の実習先で給食委託会社に勤めるこんな方に出会いました。
大学病院で、毎日赤ちゃんのためのミルクの調乳や経管栄養の準備だけを担当していた管理栄養士の女性です。
その方は「私は絵を描くのが好きで、仕事以外の時間は絵に集中したい。悩みを持ち帰りたくないから、この単純作業が合ってる」と話してくれました。
あいいろ「専門職なのに単純作業ばかりで嫌!」と感じるひともいるはず。それぞれ自分の働き方に納得できればいいのです。
この方のように、自分が納得して選んだ管理栄養士としての働き方が、勝ち組の働き方といえます。
管理栄養士が「勝ち組ではない」と感じてしまう理由
- 一般的にいわれる勝ち組の定義にとらわれている
- 管理栄養士の職場は幅広いので、比べてしまいやすい
- 管理栄養士はキャリアの悩みを抱えやすい
- 管理栄養士は職域によって年収が大きく異なる
一般的にいわれる勝ち組の定義にとらわれている
一般的な勝ち組/負け組の定義は「年収」「役職」「みんなから賞賛される仕事」など、分かりやすい成功者の姿であるか、そうでないかで決まりますよね。
年収が高く、安定した生活をしていて、社会的評価が高い
年収が低く、不安定な生活をしていて、社会的評価が低い
しかし、これは他人によって作られた価値観であり、あなたにそのまま当てはまるわけではありません。
収入だけでなく、働き方の自由度、専門性の活かし方、生活とのバランスなど、管理栄養士だからこそ選べる軸で判断できるようになると、「勝ち組ではない」という思い込みから一歩抜け出せます。
管理栄養士の職場は幅広いので、比べてしまいやすい
病院・保育園・委託・行政・企業など、働く場所によって「給料も仕事の内容も全然違う」ので、どうしても比べてしまいやすいんですよね。
- 栄養指導をめちゃくちゃこなす職場と、調理ばかりの職場
- 一年目でボーナスがある職場と、ない職場
- 先輩が10人以上いる大学病院と、1年目が責任者のような立場を任される施設
こうした差が比較意識を生み、「勝ち組/負け組」という対立構図でみてしまいやすくなります。
管理栄養士はキャリアの悩みを抱えやすい
実際に管理栄養士として現場で働いていると、こんな理由からキャリアの悩みをかかえやすいです。
- 給料水準が全体的に低い
- 業務独占ではない
- 利益を生みづらい(特に高齢者施設)
少しわかりづらいので、具体例を補足します。
年収データはこちらの研究をもとにしています。
| キャリアの悩みを抱える理由 | 具体例 |
|---|---|
| 給料水準が全体的に低い | 年収中央値は350万円 勤務3年未満の年収中央値は250万円 |
| 業務独占ではない | 栄養指導は管理栄養士以外もできてしまう 例)ジムのインストラクター |
| 利益を生みづらい | 病院の栄養指導は260点~200点(2,600〜2,000円) 給食管理もあるため、業務の大半を栄養指導に費やせる施設は少ない 高齢者施設では栄養指導の点数はとれない |
ただ資格をもって働いているだけでは、給料が上がりづらいのです。
管理栄養士は職域によって年収が大きく異なる
公務員や大学教員などの職域は、比較的年収中央値が高いことが分かっています。
- 行政の管理栄養士(年収中央値450万円)
- 学校の栄養士(年収中央値450万円)
- 研究・教育分野の管理栄養士(年収中央値550万円)
一方、民間の管理栄養士は母体の施設や病院の利益が給与のもととなるので、全国の病院の7割が赤字経営といわれる昨今、年収が上がりづらいのです。
各職域の具体的な年収の数字についてはこちらの記事でも解説しています。
管理栄養士の勝ち組かどうかを年収だけで判断するのは危ない理由
- 年収の高い公務員や研究・教育分野は万人向けではない
- 多様な働き方ができることが見落とされている
年収の高い公務員や研究・教育分野は万人向けではない
公務員の管理栄養士の募集は少なく狭き門、大学教授への道のりも簡単ではないからです。
| 公務員の管理栄養士になるには | 一般職と異なり、空きが出た年しか募集されない 5年以上募集なし、といった自治体もザラにある 年齢とともに年収は上がるが、最初は300万円台 |
| 大学教授の管理栄養士になるには | 大学院で博士号を取得後、助教・講師・准教授を経て昇進するのが一般的 企業と同じく、必ず昇進できるわけではない 拘束時間も長く、場合によっては休日出勤あり |
つまり、どちらも簡単に目指せるものではなく、いつなれるのかも不明確。
「待遇がいいから」という理由のみで安易に目指すのは危険です。



仕事なので、民間でも公務員でも辛いことはあります。
もし公務員になりたい気持ちが強いなら、一般職で受けるのもありですよ◎
多様な働き方ができることが見落とされている
食と健康はあらゆるライフステージ・分野に関わるため、専門性を軸に、働き方を柔軟に選べるというメリットがあります。
- 勤務先が多様:病院・施設・学校・保育園・企業・行政・配食サービスなど
- 雇用形態を選びやすい:正社員、パート、派遣、業務委託、在宅ワーク
- 発信・副業と相性が良い:ブログ、SNS、監修、レシピ開発、商品レビュー
- ライフイベントと両立しやすい:育児・介護期でキャリアにブランクができても、再就職しやすい
注意点として、最初から理想の働き方ができるとは限らず、経験や実績の積み上げは必要です。
管理栄養士は「資格を一生モノの軸にしながら、人生に合わせて働き方を更新できる職種」であり、一つの場所や働き方に縛られないキャリアを描けることが大きな魅力です。
管理栄養士で勝ち組でいたいと思う人がやるべきこと
- 理想を明確にする
- とにかく行動する
- 本業以外でお金を得る経験をしてみる
- 転職活動をする
理想を明確にする
まずやるべきことは「勝ち組の定義を自分で決める」こと。
管理栄養士のキャリアは選択肢が多く、理想が曖昧だと環境や周囲に流されやすいからです。
たとえば、理想を具体化すると次のように判断しやすくなりますよ。
- 収入を優先したいのか、働きやすさを優先したいのか
- 現場で人と関わりたいのか、在宅で発信したいのか
- 専門分野を深めたいのか、幅広いライフステージに関わりたいのか
- 何年後にどんな生活をしていたいのか
管理栄養士で勝ち組でいるためには、他人基準ではなく「自分基準の理想」を先に言語化することが土台になります。
とにかく行動する
あなたが、お金を払って栄養指導を受けるとき「未経験だけど頑張ります!」という人と、「指導経験5年です。あなたのライフスタイルに合った提案ができます」という人、どちらにお願いしたいですか。



後者の「経験がある人」ですよね。
働き方が選べる立場になるには「資格や熱意」よりも、「長い経験や実績」が評価されます。
管理栄養士で勝ち組になるためには、行動量を増やすことが大切です。
- 病院で栄養指導がしたいから、高齢者施設を退院する方に無償で栄養指導をしてみる
- スポーツジムで栄養指導がしたいから、ボディメイクに特化した栄養を勉強する
- レシピや商品開発がしたいから、自分のレシピをSNSで発信する
理想の実現のために転職が必要でも、「まず今の職場で何かできることを見つけて行動していく」ことは、転職活動時に必ず役立ちますよ。
本業以外でお金を得る経験をしてみる
副収入の経験は収入アップだけでなく、自分の市場価値や選択肢を客観視できる力を育ててくれます。
たとえば、こんな方法がありますよ。
- 栄養知識を活かしたブログ・記事執筆
- 商品の監修・レビュー
- オンライン栄養相談や資料作成
本業一本に縛られず「収入源をいくつか持つこと」で、環境や年齢に左右されない、長く「勝ち組」でいるための軸になります。
転職活動をする
あなたの理想の実現のために転職が必要であれば、ぜひ転職エージェントも活用してみましょう。
エージェントの活用にはこんなメリットがあります。
- 非公開求人にアクセスできる
- 希望条件にある職場をプロが選んでくれる
- 給与や勤務条件など、言いにくい条件交渉を代行してくれる
- 職場の内部情報を共有してもらえる
- 履歴書・職務経歴書の添削を受けられる
- ブランク・短期での転職やキャリアに自信がない人もサポートしてもらえる
転職活動の結果、「今の職場でもう少し経験を積もう」「まだ力不足だったな」となっても、課題が明確になって大きな一歩前進ですよ◎
希望の転職先に就職するためには、これらのエージェントの複数利用がおすすめです。
【まとめ】管理栄養士はどこに就職しても大丈夫|勝ち組は「自分の納得感」で決まる
- 誰かが決めた勝ち/負けの定義ではなく、あなたが納得できる働き方を
- 年収が高い職域は公務員、研究・教育分野だが、待遇がいいからという理由だけで目指すのは危険
- あなたの理想を明確にして、一歩ずつ行動していきましょう


管理栄養士
あいいろ
悩みながらでも、あなたにとってより良い道を選べたら—そんな思いで記事を書きました。
まだ20代の私自身も、管理栄養士としてのキャリアに迷い続けるひとりです。
体力的にも精神的にも決して楽ではない仕事で、「この働き方でいいのかな」と思う瞬間は正直ありますよね。
私の周りには、「管理栄養士として働き続ける道を選んだ人」もいれば、「別のキャリアに進むことを選んだ人」もいます。
でもそれは優劣ではなく、どれも自分の人生を大切に選んだ結果だと思うのです。
同じ道を志した仲間として、あなたの選択も心から応援しています。
「勝ち組」「負け組」といった誰かの価値観に振り回されるのではなく、
あなた自身が納得し、心が軽くなるような働き方を見つけられますように。



